一般社団法人設立のご挨拶

昨今、地球温暖化やCO2削減に向けた国際的な取組みも広まり、日本国内でもECOポイントや長期優良住宅などの国策だけでなく、消費者よりのECO建材への依頼も増えております。米国で生まれたセルロースファイバーは、現在の米国内での断熱材シェアの大半を占めるに至っており、また日本国内でも消費者の支持を受けて全体の市場が拡大傾向にあります。
様々なセルロースファイバーが輸入・製造される中で原材料の古新聞の品質、また広告や折込物などの細切れ、プラスティック製品の混入などの問題も表面化しております。また一方では、施工基準や施工状況によるクレームや結露などの問題で、消費者と施工工務店の間でのトラブルも増加しております。

当協会は、エコインクを使用した古新聞のみを材料とし、「エコマーク商品認定」や「グリーンマーク表示承認」であることなど、消費者視点に立った厳格な審査を経たセルロースファイバーに対して、また協会の認定工務店・認定士の施工による提供の場合に、「10年の結露保証」をし(10年毎更新にて最長30年間)、消費者に安心・安全な暮らしを提供するサポートを行っていきたいと思います。

つきましては、皆様方におきまして、是非、私どもの活動のご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

一般社団法人
セルロースファイバー保証協会
代表理事 吉冨 広紀